芥川橋(仮称)は府道枚方亀岡線と一級河川芥川に架かる橋梁で、府道からおおよそ40mの高さのところを新名神の車両が通行することとなります。橋長は上り線161m(3径間)、下り線348m(6径間)です。
橋梁形式は、PC連続ラーメンバタフライウェブ箱桁橋といって、主桁に高強度繊維補強コンクリートPC鋼材からなる蝶型の工場製作部材(「バタフライウェブ」と呼んでいます。)を使用した新工法を採用しています。
バタフライウェブは薄くて軽く施工性に優れていますので、上部工の重量低減や施工の省力化・高速化が図られ、ひいては建設コストの削減が可能となります。
現在、府道の両脇に橋梁が上下線合わせて3本立ちあがっています。橋梁上部工工事は上り線側から先行して施工中で、平成25年度末頃には上り線の上部工が繋がる予定となっています。
【現況写真】
1月中旬より開始しております箕面トンネル東工事(茨木市側)のトンネル掘削は、下り線に続き上り線の掘削も2月上旬から開始しております。
平成25年3月23日(土曜)に新名神高速道路建設事業に伴って調査を進めている、千提寺西遺跡の現地説明会が行われました。(主催:公益財団法人 大阪府文化財センター)
当日は天候に恵まれ550人以上の方々が千提寺西遺跡の現場において、石仏や石組み等による中世の墓地、近世の墓地、古代を中心とする集落の遺構を見学されました。
また、テント会場では近隣の千提寺南・市阪・クルス山遺跡の写真や出土遺跡の展示が行われ、当事務所も高槻から箕面間の現場状況写真などを展示し、新名神高速道路の事業内容を説明させていただきました。
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