未来につなぐ信頼の道 新名神高速道路

進捗状況

用地取得は、11地区が完了し、1地区で実施中です。進捗率は98%。埋蔵文化財調査については、80%以上が完了しています。工事は、全ての工事用道路工事を施工中で、さらに本線工事についても、三学区全てにおいて施工中です。大津市南部の自治会で形成される大津市南部三学区新名神対策協議会においても、早期着手気運醸成があり、安全に留意し、開通を目指して、行政・地域の皆さまと一体となって事業を進めています。また、地域の皆さまとの交流を図るために地域イベントに積極的に参加し、高速道路事業のPR活動を行っています。

NEXCO西日本では、環境方針である「自然と共生する社会の推進」に基づいた景観・環境に配慮した道づくりに取り組んでいます。

7月8日（月曜）、事業区間にある大津市大石地区の奥出川で、昨年度実施した河川の水生生物を守るための移植作業の効果を検証するため、地元大石小学校5年生の皆さまと一緒に奥出川の水質や水生生物のモニタリング調査を実施しました。

参加した方々は、当事務所と専門家の指導を受けながら、網を使い夢中になって水生生物を採集し、観察・記録を行った後、放流しました。さらに一人一人が水質分析キットを用いた化学的な水質判定を行い、地元の河川の水質や生物の特徴について、楽しみながら学んでいただきました。

NEXCO西日本では、今後も地元の皆さまと協力しながら環境に配慮した取り組みを実施していきたいと考えています。