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ニュースリリース

NEXCO西日本 九州支社管内の年末年始期間における高速道路の渋滞予測

― 下り線は1月2日(木曜)、上り線は1月3日(金曜)に渋滞が多く発生 ―

令和 6年11月27日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本九州支社(福岡市博多区、支社長:加治 英希)は、年末年始期間 [令和6年12月27日(金曜) ~ 令和7年1月5日(日曜)の10日間 ] の管内の高速道路における交通集中による5 km以上の渋滞予測をとりまとめました。高速道路をご利用されるお客さまには、渋滞発生回数が多いと予測される日や渋滞のピーク時間帯の前後に予定をずらすなど、渋滞を避けたご利用をお願いします。

1. 分散利用のお願い

  • 渋滞回数は下り線1月2日(木曜)上り線1月3日(金曜)に多いと予測しています。

    (最大渋滞長5km以上の渋滞回数はNEXCO西日本 九州支社管内の日別渋滞回数(最大渋滞長5km以上)参照、予測の一覧は 添付資料(1)(384KB)PDFファイルを開きます を参照)

  • 下り線の渋滞は昼前を中心に発生し、1月2日(木曜)のE3 九州自動車道 太宰府インターチェンジ付近および広川インターチェンジ付近を先頭とする最大10kmの渋滞がピークと予測しています。
  • 上り線の渋滞は夕方を中心に発生し、1月3日(金曜)のE3 九州自動車道 広川インターチェンジ付近および古賀サービスエリア付近を先頭とする最大20kmの渋滞がピークと予測しています。
  • 渋滞回数が多い日や渋滞のピーク時間帯を避けたご利用をお願いします。また、様々なツールで高速道路の渋滞予測情報や道路交通情報を提供していますので、ご利用前にはぜひご活用ください。
    (渋滞情報提供ツールの詳細は3.渋滞(予測)情報の提供 添付資料(2) (418KB) PDFファイルを開きます
  • 渋滞悪化を避けるため、ファスナー合流やゆとりある車間距離の確保・車線利用の平準化にご協力をお願いします。
  • 渋滞の激化を避けるため、12月28日(土曜) ~ 1月5日(日曜)の土日祝日は、休日割引が適用されません。

2. 渋滞発生の傾向

【NEXCO西日本 九州支社管内の日別渋滞回数(最大渋滞長5km以上)】

  • 12月27日(金曜) ~ 1月5日(日曜)の10日間  上下線合計 30回

渋滞予測回数(下り線)

渋滞予測回数(上り線)

【九州支社管内の令和6年 年末年始期間と過去実績の比較】

令和5年(昨年)の渋滞回数との比較は以下のとおりです。なお、令和5年実績には、事故などの影響による渋滞が含まれています。

九州支社管内の令和5年年末年始予測と過去実績の比較

※1
5km以上の渋滞回数には、10km以上の渋滞回数を含む。
※2
令和6年予測は、令和6年12月27日(金曜)~令和7年1月5日(日曜)の10日間を集計。
※3
令和5年実績は、令和5年12月27日(水曜)~令和6年1月5日(金曜)の10日間を集計。

【九州支社管内における最大渋滞長5km以上の予測渋滞一覧(全30回)】 添付資料(1) (384KB) PDFファイルを開きます 参照も参照ください

九州支社管内における最大渋滞長5km以上の予測渋滞

渋滞の発生は、事故や天候などにより予測内容から変動することがあります。
渋滞長は予測したデータを5km単位で表した数値です。

3. 渋滞(予測)情報の提供

渋滞予測情報および道路交通情報は、以下のサイトからご利用いただけます。

1.渋滞予測情報

渋滞の発生箇所、時間帯毎の渋滞長、渋滞のピーク時刻などが分かりますので、ご旅行日やご旅行時間の計画にお役立てください。

渋滞予測情報

2.通行料金のルート検索

目的地へのルート検索による所要時間、出発時間別の所要時間の推移( 添付資料(3) (789KB) PDFファイルを開きます 参照)、通行料金などが分かりますので、ご旅行の計画にお役立てください。

3.道路交通情報(リアルタイム情報)

事故や気象などの影響で渋滞が発生する場合があり、刻々と変化しますので、出発前やご旅行中にお役立てください。

※運転中の操作は禁止されています。

※詳細は、 添付資料(2)(418KB)PDFファイルを開きます をご覧ください。

4. 混雑対策の取り組み

渋滞多発箇所での情報板による所要時間・渋滞の情報提供や、今回の渋滞予測や過去の交通混雑期(GW、お盆、年末年始など)の状況を踏まえて、駐車場整理員の配置を実施いたします。

路側情報板による直近情報(所要時間・渋滞)提供イメージ

路側情報板による直近情報(所要時間・渋滞)提供イメージ

駐車場整理員・臨時仮設トイレの配置(イメージ)
駐車場整理員・臨時仮設トイレの配置(イメージ)

駐車場整理員・臨時仮設トイレの配置(イメージ)

5. 安全運転のお願い

渋滞/非渋滞時の死傷事故率

NEXCO西日本調べ

  • 渋滞中の交通事故発生リスクは、非渋滞時の40倍以上!

    渋滞発生時の交通事故発生リスク(死傷事故率)は、渋滞していない時の40倍以上となります。

    渋滞が多く発生する交通混雑期は、特に運転に注意が必要です。

死傷事故率:交通量(台)×距離(km)あたりで発生する死傷事故の件数

例)100万台の車両が100km走行した際に、5件の死傷事故が発生した場合、死傷事故率は、 5(件/億台・km)となります。

事故・故障が発生したら
  • 安全運転を心がけるチェックポイント!
  • 全席シートベルトの着用とこまめな・早めの休憩を心掛けてください。
  • 前方に注意し、車間距離を十分に確保して、渋滞後尾や渋滞渦中での追突等にご注意ください。
  • 情報板などで渋滞情報の確認をしてください。
  • 渋滞後尾ではハザードランプを点灯し、後続車に合図をお願いします。
事故・故障が発生したら
  • もし、事故・故障が発生したら・・・
  • 停車後は、ハザードランプを点灯するとともに発炎筒や停止表示板で後続車に事故車や故障車の存在を知らせてください。
  • 停止車両や人へ、後続車の追突による死亡事故が発生しています。
    道路上には絶対にとどまらず、通行車両に注意しながら速やかに「自車より後方のガードレールの外」など、安全な場所に避難してください。
  • 110番」または「道路緊急ダイヤル#9910」もしくは「非常電話」にて通報してください。

※ 運転中の携帯電話の使用は禁止されています。

長いトンネル区間の走行にはご注意ください
  • 混雑期は事故多発! 長いトンネル区間の走行にはご注意ください
  • E3 九州自動車道 小倉南IC~八幡ICの福智山トンネル・金剛山トンネルや、八代JCT~えびのICの肥後トンネル・加久藤トンネルなど、長大トンネルが連続する区間があります。
  • トンネルでの事故は重大事故につながる危険性があります。走行には十分ご注意ください。
  • 一部のトンネル入口にはトンネル用信号が設置されています。非常時には信号やトンネル情報板に従って走行してください。
逆走車を見かけたり、逆走車情報をみたら・・・


  • E3九州自動車道 八代JCT~人吉ICでは死亡事故など、重大事故が多発しています。この区間は長大トンネルと急カーブ、急勾配が連続しています。また、走行速度は時速80km(通常時)に規制されていますので、スピードには十分注意して走行ください。
  • STOP!NAGARA DRIVING PROJECT(通称「SNDプロジェクト」)
  • NEXCO西日本では、わき見をし「ながら」の運転、スマートフォンを操作し「ながら」の運転、運転手の身勝手なあおり運転(イライラし「ながら」運転)など、高速道路での交通事故につながる危険運転を撲滅し、交通事故ゼロを目指すべく、持続的な交通安全啓発活動を実施しています。
    Dプロジェクト ( https://snd-project.jp/ 新規ウィンドウを開きます

6.渋滞緩和に向けたお願い

お客さまの心がけが渋滞を緩和させます。ご協力をお願いします。

速度を低下させない!
[1]
速度を低下させない!

自然渋滞の多くがサグやトンネルの入口など、ドライバーが無意識のうちに速度低下してしまう場所で発生しています。上り坂など、速度低下を注意喚起している場所は、渋滞や事故の多発箇所です。速度回復にご協力をお願いします。

速度を一定に保つことは、渋滞防止だけでなくエコドライブにもつながります。

サグ

サグ:
道路の縦断勾配が、下り坂から上り坂へと(速度が出にくいように)切り替わる凹部のこと。

車間距離をつめ過ぎない!
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車間距離をつめ過ぎない!

十分な車間距離は、渋滞や事故防止のためのクッションです。

スムーズな合流・車線変更の実施や、無駄なブレーキ操作を防ぐため、十分な車間距離(80km/h走行時は約80mが目安)の確保をお願いします。

追越車線に集中しない!
[3]
追越車線に集中しない!

追い越しが完了したら、速やかに左側の走行車線に戻りましょう。

少しでも早く目的地に向かおうと、追越車線に車両が集中する傾向がありますが、結果的に渋滞の多くが追越車線から発生しています。

追越車線に集中しない!

[4]
I CやJCTではファスナー合流!

混雑時の合流部では加速車線を十分に活用し、先端の1か所で交互に合流するファスナー合流を心がけましょう。

加速車線を使わず、加速が不十分な状態で本線への合流することは法令違反です。本線を通行する車両の流れを妨害するだけでなく、追突事故や渋滞悪化のリスクも引き起こします。

加速車線の先端まで進むことは「マナー違反」や「順番とばし」にはなりません。スムーズな合流・渋滞緩和に心がけた運転を行うことがマナーです。

追越車線に集中しない!

また、合流直後の右側車線(第2走行車線・追越車線)への急な移動はお控えください。特にE3九州自動車道 下り 太宰府ICでは、流入ランプがそのまま第1走行車線となります。流入後、第2走行車線とスピードが調和するまでは、事故・渋滞防止のため、第1走行車線での走行をキープしてください。

[添付資料]

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