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お知らせ

不正通行者の逮捕について
― NEXCO西日本は不正通行には毅然と対処します ―

平成26年1月21日
西日本高速道路株式会社

NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、支社長:芝村善治)は、兵庫県警察が、詐欺罪の容疑で、平成26年1月20日に容疑者を逮捕したことを受け、以下のとおりコメントを発表いたします。

1月20日、兵庫県警察は、本来支払うべき通行料金を不正に免れた不正通行者について、詐欺容疑により逮捕したと発表しました。

本件は、容疑者が流入ICの情報が記録されていないETCカードを、出口料金所の係員に差し出し、実際に流入したICと異なるIC(出口IC近隣)から流入したと通行区間を偽った申告を行うことにより、本来支払うべき通行料金の支払いを免れていたものです。

当社では、出口料金所で申告を受けた場合は継続的な情報収集を行っており、今般の容疑者の申告について疑義が発見されたことから、調査を行った結果、不正通行が確認され、兵庫県警察に通報し逮捕に至ったものです。

NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市)では、これまでも有料道路事業に対するお客さまの信頼を損ねることがないよう『不正通行は許さない』という強い姿勢で取り組んでまいりました。今般、悪質な不正通行を行った者が逮捕されたことは、通行料金負担の公平性確保や不正通行の抑止につながるものと考えています。

当社では、今後も不正通行に対し毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでまいります。

なお、本件容疑者に対しては、不法に免れた通行料金に加え、割増金(不正に免れた通行料金の2倍)を請求します。

平成26年1月21日
西日本高速道路株式会社
関西支社長 芝村善治

参考

道路関係公団の民営化に合わせ、道路整備特別措置法が改正され弊社が定めた通行方法に反する不正通行に刑事罰(30万円以下の罰金)が科されることとされたことから、弊社ではウェブサイトやポスター等で不正通行を抑止するための啓発活動も行っています。

また、弊社では不正通行を発見した場合に、警察への通報・捜査への協力を積極的に行うなど不正通行は許さないという姿勢で毅然と対応しています。これまでの警察の不正通行逮捕事例及び弊社の不正通行認定事例や不正通行に対する取り組みは「NEXCO西日本の事業エリアにおける不正通行の事例」に掲載しておりますのでご覧ください。

※弊社の不正通行対策